赤ちゃんがいると今までのように自由には外食に行きにくくなるもの。離乳食やおむつ替えの方法など考えることがたくさんあって大変です。
そういえば、BLWベビーの外食ってどんな感じ?簡単?それとも大変?
こういった疑問に答えるべく、今回の記事はBLWと外食に関して説明しています。
BLWと外食って?
家族での外食は楽しみのひとつですね。
でも離乳食期の赤ちゃんが一緒だと、離乳食を持参したり温めるための電子レンジを探したり…。パパママはとっても大変です。
でもBLWならそんな心配はいりません。
実はBLWなら外食はとっても簡単なんです。その理由はとってもシンプルで、大人のごはんをシェアできるから。
意外かもしれませんが、多くのレストランでBLWベビーが食べられるものをメニューに見つけることができます。
特にBLWを開始して数ヵ月経った頃であれば、おおむね何を食べられるか分かっているのでそう難しくないはず。
大人の食事から少しずつ取り分けてあげれば赤ちゃん用に別のものを注文するより簡単ですし、いろんな味を少しずつ楽しめ、みんなが食べているものをシェア出来て赤ちゃんも喜ぶことでしょう。
BLWベビーが食べられるものの具体例は?
大人のごはんをシェアできるといっても、イメージがわかない…という方のために、シチュエーション別の具体例をご紹介します。
ファミリーレストラン
ファミレスはその名の通り、ファミリー歓迎仕様になっていて赤ちゃんと一緒でも利用しやすいですね。
パンやライスはどこのファミレスでもメニューにありますし、チキン等のたんぱく質とお野菜がいっぱい入ったボリュームサラダは栄養価も高く、赤ちゃんにも取り分けやすいです。
ソース(塩分)に気を付けてあげれば、ファミレスの人気メニューのハンバーグや付け合わせのお野菜もシェアできますよ。
回転寿司
最近の回転寿司はベビーチェアや多目的トイレが完備されており、子どもといっしょでもとても行きやすくなっています。
生魚のお寿司はまだ食べられませんが、納豆巻きやかっぱ巻きに玉子のお寿司、茶わん蒸しやうどんなど赤ちゃんが食べられるものは意外に多いです。
回転レーンに興味津々で夢中でじっと見ている赤ちゃんも。飽きずに過ごせそうですね。
居酒屋
赤ちゃん連れで居酒屋?と思うかもしれませんが、最近では赤ちゃん連れ歓迎のお店も増えています。個室や座敷があるので意外に便利という声も。
居酒屋の定番、冷やしトマトやもろきゅうに始まり、あげだし豆腐、出汁巻き玉子、おにぎりなどを食べられますよ。
お酒のおつまみの味の濃いものには注意しましょう。
焼肉屋
みんなが大好き焼肉はパパママになっても楽しみたいですよね。赤ちゃんに焼肉は難しいんじゃ?と思っていませんか。
お肉を食べなれているBLWベビーなら大丈夫です。
繊維を断つ方向に小さめに切ってあげれば、歯が生えそろっていない赤ちゃんでも食べられます。
焼肉屋には焼き野菜やごはん、玉子スープもありますし、シンプルで素材の味を楽しめるお食事ができそうですね。
キッズメニューに注意!
キッズメニューのあるレストランもありますが、多くのレストランでは3歳以降の子どもを目安にキッズメニューを用意しているそうです。
BLWベビーには少し量が多くて食べ切れないかもしれません。
それよりも本当に気を付けたいのは、実はいわゆるキッズメニューと言われるものは子どもが好む味付けになっているため、塩分や糖分、添加物が大量に含まれています。
家庭とは違うものを食べるのも外食の楽しみなので、たまにであれば過剰に気にし過ぎる必要はありませんが、頻繁に外食する場合は気を付けましょう。
塩辛いものや甘いものへの嗜好を育ててしまいます。
事前準備が大切!外食に必要なもの
赤ちゃんと外食をする時は、事前準備がとても大切です。
この章では、赤ちゃんとの外食で持参したいグッズをご紹介します。
テーブルチェア、チェアベルト
もし外食の機会が多いお家ならば、思い切ってテーブルチェアを買ってしまうのもいいかもしれません。
ベビーチェアを探す手間も省けますし、準備があるレストランでも貸し出されていて使えない場合もありますよね。
また、レストランのベビーチェアよりもずっと衛生的ですし、テーブルに取りつけるので、より家族の食事に参加していると感じることができます。
テーブルチェアは持ち運びが面倒、という方はもっと簡易的なチェアベルトもありますよ。
フードカッター
フードカッターはマストアイテムです。
赤ちゃんには食べにくい大きめの食材をぱちぱちカットできてとても重宝します。
外食時だけではなくもちろん家でも使えますし、一つあればとても便利ですよ。
除菌シート・除菌スプレー
レストランの机やベビーチェアは果たして清潔でしょうか?
残念ながら、すべてのレストランできちんと掃除が行き届いているわけではありませんね。
除菌シートを持っていって、子どもが手を触れる前にさっと拭いてあげれば安心です。おしりふき+除菌スプレーでもOKです。
スタイ、お食事エプロン
お洋服の汚れを防ぐため、スタイやお食事エプロンを持参しましょう。
お家とは異なる環境でのお食事に興味津々でいろんなところに手を伸ばす赤ちゃんが多いので、長袖エプロンならより安心です。
外出時には便利な使い捨てもいいですね。
マグ
食事でなくても、外出の時にはいつもマグを持ってでかける方も多いですね。
赤ちゃん用にストローの用意があるレストランもありますが、愛用のマグなら使いやすくてより安心ですね。
スプーン、フォーク
スプーンやフォーク練習を始めているなら、いつも使い慣れている赤ちゃん用のものを持参したほうがベターです。
お店に用意されている子ども用のスプーンは大きくて使いにくいという声も。
こちらの記事で、初めてのスプーン・フォーク練習におススメの商品を紹介しています。外出に便利なケース付きの商品もありますよ。
お皿
レストランのお皿では食べにくそう、お皿を割ってしまうかも…と心配な方は、赤ちゃん用のお皿を持っていくのもいいですね。
外食時には、かさばらないお食事マットを持っていくという方もいますよ。
楽しい外食のためのヒント
外食は家で食べるより時間がかかりますよね。
でも乳幼児は好奇心のかたまり。お家とは違うレストランの環境に興味津々で、長い間いい子で座っていることは難しいでしょう。
家ではご飯が出てくるまでの20分間、じっと椅子に座って待っていたりしませんし、外食には家と違うルールがあるというのを理解するのにはまだ早すぎるお年頃です。
楽しくスムーズな外食にするためのヒントは以下のとおりです。
- 注文は早めにしましょう。
- 可能であれば周囲の邪魔にならない範囲でレストラン内を歩かせてあげたり、できるだけ椅子に座るのを遅らせましょう。
- 赤ちゃんの気を引くおもちゃを持っていきましょう。
- お家ではあまり食べないものに挑戦する機会でもありますが、もったいないからと言って欲しがっていないものを食べさせようとするのはNG。赤ちゃん主導を守りましょう。
まとめ
BLWベビーとの外食は決して難しくありません。理由は、大人の食べ物から取り分けられるから。
多くのレストランで、赤ちゃんが食べられるようなメニューが見つかるものです。離乳食を持参したり、電子レンジを探したりする必要はありませんよ。
また、外食がうまくいくかどうかの多くは、下準備にかかっています。
準備は少し大変かもしれませんが、赤ちゃんも大人も外食を快適に楽しむための大事な鍵です。外食用のお出かけセットを作っておくといいですね。
離乳食もごはんも苦しむためではなく楽しむためにあると思います。
毎日のごはんの用意が大変だと感じているなら、時には自分で作らない食事をみんなで楽しんではいかがですか?
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