BLWでは飲み物はいつから?あげ方は?

進め方
この記事は約14分で読めます。

こんにちは。赤ちゃん主導の離乳食BLW(ベビーレッドウィーニング)について紹介しています。

BLWでは、離乳食を6ヵ月以降に始めることを推奨しています。

でも、食べ物はともかく飲み物はいつから与えるの?喉は乾かないの?

と疑問に思ったことはありませんか。

そこで今回は、BLWにおける飲み物を与える時期や与え方、練習方法などを紹介します。

飲み物はいつから?

赤ちゃんに母乳やミルク以外の飲み物をいつから与えるのか、

この問いに対しては様々な回答がネット上にあふれていますが、

ここではBLWの考え方を紹介していきます。

 

では早速結論から。

いつから飲み物が必要かは、母乳かミルクかによって異なります。

母乳の場合

母乳は食べ物であり飲み物。必要な栄養も水分もすべて母乳から摂取できます。

離乳食を始めてしばらくの間、授乳量が減らないうちは、

水分補給の意味では特に母乳以外の飲み物をあげる必要はありません。

とBLWでは考えています。

夏の暑い時期でも、授乳回数と授乳時間(というのも、母乳は飲ませ始めと飲ませ終わりでは成分が異なるため。

水分が多い前乳から脂肪分が多くリッチな後乳に変わっていきます。)さえ調節してあげれば大丈夫です。

ただし、家族と一緒に食事をするBLWベビーは、早い段階でコップ飲みに興味が出てくるかもしれません。

興味があるようならば、赤ちゃんが真似できるよう、離乳食といっしょに飲み物も用意してあげるのもいいですね。

ミルクの場合

ミルクは喉の渇きを潤すには少しリッチすぎますし、母乳と違って授乳中に成分が変化していくこともありません。

そのため、ミルクの赤ちゃんは離乳食を始める前でも、時々お水を与えてあげることが必要になるかもしれません。

喉が渇いているかもと感じたら、少量から様子を見ながらあげてみましょう。

目安としては生後3ヵ月以降ならお水をあげて大丈夫です。

定期的に水をあげていると、徐々に空腹と喉の渇きの違いを理解し始めますよ。

何をあげるの?水道水やお茶はOK?

水と母乳・ミルクが赤ちゃんにとっては最高の飲み物です。

母乳・ミルク以外の飲み物を与える時は、まずお水から始めましょう。

お水は水道水でも構いませんが、6ヵ月以前なら念のために煮沸してあげてください。

赤ちゃんに与えるお水は水道水でいいの?と心配な方は、浄水機やウォーターサーバーの使用をおすすめします。

クリティア

お水から始めることをおすすめしますが、食事の時の飲み物にはお茶を出したいという方は少しずつお茶をあげてもかまいません。

赤ちゃんも安心して飲めるノンカフェインのものを選びましょう。

ノンカフェイン茶の定番は麦茶ですが、麦茶が苦手という方はルイボスティーもおすすめです。

お腹の調子を整えてくれるので、便秘気味の赤ちゃんには特にいいですよ。

飲み物のあげ方は?スプーンであげてもよい?

BLWでは飲み物のスプーンあげはおすすめしていません。

理由はもちろん、赤ちゃん主導ではないから。

また従来の離乳食では、スパウトやストローを経てコップ飲みへステップアップしていく場合が多いかと思いますが、

BLWでは、歯や口腔の発達のためにはコップ飲みがいいと言われること、

スパウトやストローから徐々に移行させていく手間が省けることから、

基本的にはいきなりコップ飲みから始めることをおすすめしています。

 

とは言え、コップ飲みが苦手な赤ちゃんもいますし、

外出時に便利、こぼれにくいなどスパウトやストローにもメリットがあります。

赤ちゃんの好みや状況によって使い分けるのもいいですね。

でもいきなり赤ちゃんがごくごくとコップから飲み物を飲めるわけではないですよね。

飲み物練習はどのように進めていけばいいのでしょうか。

コップ飲みの練習方法は?

練習方法はとてもシンプルです。

まずは赤ちゃん用の小さめのコップを用意してあげましょう。

赤ちゃんに大人用の大きなコップで飲ませようとするのは、大人で言えばバケツから水を飲んでいるようなものです。

非常に飲みにくいですし、ほとんどが口の横から流れ落ちてしまうでしょう。

次章で赤ちゃんの飲み物練習におススメのコップを紹介していますよ。

 

コップが用意できたらお水を入れて、飲む練習を始めてみましょう。

コップを大きく動かせるのでお水が少ないほうが飲みやすいという赤ちゃんもいますし、

お水がいっぱい入ったコップの方が傾ける量が少なくて飲みやすいと感じる赤ちゃんもいます。

赤ちゃんの個性に合わせて毎日少しづつ練習を続けてみてください。

ゆっくりと上達していきますよ。

はじめは大人が手を添えて、角度の調節を手伝ってあげるのもいいですね。

おすすめマグ5選

ここでは、赤ちゃんの飲み物練習におススメのマグを5点紹介します。

リトルプリンセス ドイディーカップ

ドイディーカップはイギリス生まれの傾いたカップ。

斜めになった面白いデザインが目を惹きますね。

赤ちゃんが飲みやすいように設計された、この絶妙な傾き具合がポイント。

こぼれにくいのに飲みやすく、コップの中身が見えやすいので、赤ちゃんのコップ飲み練習を快適にサポートしてくれます。

細かいパーツがないのでお手入れも簡単。食洗器にも対応しています。

リッチェル アクリア コップでマグ直飲みタイプ

フタにスプーン状の飲み口がついたこちらのマグ。

飲み口にためることで、なんと赤ちゃん主導なのにスプーン飲みができますよ。

少しずつ出るのでこぼしにくく、初めてのコップのみ練習には最適と評判も上々です。

小ぶりで赤ちゃんが持ちやすく飲みやすい形状。

シンプルな構造でお手入れもしやすく、フタを外してコップとしても長く使えます。

BABYCUP (ベビーカップ) ファーストカップ

とってもシンプルなこちらのコップ。

でも実は、赤ちゃんの健全な歯やあごの発達のために開発された、早期コップトレーニング用のコップなんです。

ポイントは赤ちゃんの小さな手と口にぴったりのサイズと軽さ。

小さくて持ちやすいので喜んでコップを持ってくれる、飲みやすいらしくごくごく飲んでくれると、

満足度は☆4.4。評価の高い一品です。

マンチキン(munchkin) ベビー用 ミラクルカップ

アメリカのベビー用品メーカー、マンチキンのミラクルカップは、

逆さにしても倒しても振り回しても漏れにくい不思議なカップ。

フタにしっかり密着したバルブが漏れを防ぐのに、

バルブのフチを吸うと飲むことができる正にミラクルな設計です。

360度どこからでも飲めるので、飲み口とコップの角度を合わせる手間が必要がないのも嬉しいポイント。

アメリカAmazonでは6000以上のレビューを獲得した、多くのママに支持されている大人気の商品ですよ。

コンビ テテオ パーティーマグ 離乳ナビセットNeo

コンビの離乳ナビセットNeoは2種類のカップに4種類の飲み口がついたトータルセット。

あれこれと買う手間が省けて便利ですね。

乳首タイプから、スパウト、ストロー、コップ飲みまで徐々にステップアップしながら練習できるので、

コップのみが苦手な赤ちゃん、いきなりコップ飲みは難しそうと心配なママにおススメ。

フタがしっかりとしまって漏れにくくお出かけにも最適です。

プレゼント用に購入する方も多いですよ。

まとめ

今回は、BLWベビーに飲み物を与える時期や与え方、練習方法を紹介しました。

母乳・ミルク以外の水分を与える時期は、

母乳の場合は、離乳食開始後、赤ちゃんが興味を示すか授乳量が減り始めたころです。

ミルクの場合は、生後3ヵ月以降、のどが渇いていると感じたら少量から様子を見ながらあげてみましょう。

 

与える水分はお水から始めましょう。

水道水をあげても大丈夫ですが、生後6ヵ月以前ならば煮沸しましょう。

 

また、BLWではいきなりコップ飲みを推奨していますが、赤ちゃんの好みや状況によって柔軟に対応しましょう。

赤ちゃんが楽しんで、母乳やミルク以外の飲み物を飲む練習ができるといいですね。

コメント