こんにちは。
子どもが急にお食事エプロンを嫌がるようになり困った、という経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般的な離乳食はもちろん、BLWには特に必須のアイテムのお食事エプロンですが、
- エプロンを自分で取ってしまう
- 着けようとするとギャン泣き
- お洋服が汚れてしまう
などエプロン嫌いの赤ちゃんに困っている方向けに、本記事では赤ちゃんのお食事エプロン嫌いの原因と、その対策について紹介します。
BLWベビーのお食事エプロン嫌い!どうする?
赤ちゃんがエプロンやスタイを嫌がるというお悩みは意外に多いです。
最初はおとなしく着けてくれていたのに、突然嫌がるようになるというケースも多く、
実は我が家でも、娘が1歳を過ぎたころ急にエプロンを嫌がり始めたので、あたふたしてしまったという経験があります。
無理やり着けさせたくはないけれどお洋服が汚れてしまうし、まだ口で言っても理解できないし、どうすればいいのか困っているという方。
赤ちゃんがエプロンを嫌うのにはどうやらいろんな原因がありそうです。
ということで、まずはお食事エプロンやスタイ嫌いの原因について見ていきましょう。
エプロン嫌いの5つの原因
まずは、よくあるエプロン嫌いの原因5つについて解説していきます。
長袖エプロンが暑い
袖口まですっぽり覆える長袖タイプのお食事エプロンはBLWにとてもおススメの便利なアイテムですが、問題点としては夏場は暑いということが挙げられます。
長袖エプロンはシミや汚れを防ぐため、撥水性の高いポリエステル素材の製品が多いですが、自分が夏場に着ていることを想像したらとても暑そうですよね。
体温が高く、体温調節もまだ上手ではない赤ちゃんには、特に暑く不快に感じやすい可能性も。
今まで着てくれていた長袖エプロンを突然嫌がり始めたら、暑いのサインかもしれません。
サイズが合っていない
乳幼児期は人生で最も急速に体が成長する時期。
赤ちゃんの成長に伴い今まで使用していたエプロンやスタイが小さくなり、腕が動かしにくくなった、首まわりがきつくなったために嫌がるというケースもあります。
小さくて動かしづらいのはもちろんのこと、逆に大きすぎてもごわごわしてしまい嫌がることもあるので注意が必要です。
感触・素材が嫌い
感触や素材が嫌いというのもよくある原因。
カシャカシャと音のなる素材が気になってしまったり、首元に当たる感触が嫌いという場合も。
今まで着けてくれていたのを突然嫌い出す場合も多いので、どうして急に?と不思議に思うかもしれませんが、
全然気にしていなかったことでもいったん気づいてしまったら気になって仕方がないということは大人にも起こりますよね。
感覚が敏感な赤ちゃんであればなおさら起こり得ることです。
取るのが楽しい
スタイが嫌いなわけではないけれど、取るのが楽しいという場合もあるでしょう。
力がついていろんなものを引っ張るのが楽しいという時期、徐々に賢くなり自分の行動の原因と結果というものを理解し始める時期によく起こるお悩みです。
あるいはパパママの反応を楽しんでいるのかもしれません。
スタイを取ってケラケラと笑っているようであれば、取ることを楽しんでいる可能性大です。
自分だけ着けるのがイヤ
赤ちゃんは真似が大好きなので、家族は着けていないのに自分だけ着けたくないというケースも。
どんなに幼くても子どもには子どもなりのプライドがあると考えられています。
自分だけエプロンを着けて赤ちゃん扱いをされるのがイヤ、と感じているのかもしれませんね。
対策は?
それぞれの原因に対応した対策は以下の通りです。
暑い時期はスタイや半袖エプロンを使用しましょう
長袖エプロンが暑い時期には、スタイを使用しましょう。
いいニュースとしては、お洋服が半袖の時期であれば、長袖エプロンでなくても袖口の汚れに関してはさほど神経質になる必要はありませんね。
エプロンなら着てくれるけどスタイを嫌がるという赤ちゃんには、半袖や袖なしタイプのお食事エプロンもありますよ。
サイズの合ったものを選びましょう
小さかったり大きかったりして違和感がある場合は、赤ちゃんに合ったサイズのものを選んであげることが重要になります。
袖や首回りのサイズに注意して、快適に着けられるものを選びましょう。
赤ちゃんが嫌がらない感触のものを試してみて
素材や感触を嫌がる場合は、赤ちゃんが嫌がらない感触の製品を試してみましょう。
エプロンやスタイは撥水性の高いポリエステルやシリコン製の製品も多いですが、中にはそれらの感触が嫌いな赤ちゃんも。
そのような場合には、柔らかな肌触りの布製のスタイを使用してみるのもひとつの手。
とにかく肌触りが最高と評判なのは、エイデンアンドアネイのスタイ。
おしゃれ感度の高い方に人気のベビー用品ブランドですね。
他のスタイはダメでもこれなら着けてくれるといった体験談も多いですよ。
取るのが楽しい赤ちゃんには取れないタイプを
スタイを取るのが楽しい赤ちゃんには、取れないタイプのスタイを使用しましょう。
マジックテープで止めるタイプは着脱が簡単な分、赤ちゃんにとっても取るのが簡単なので、ボタンや紐で止めるタイプのスタイを試してみてはいかがでしょうか。
娘もこのタイプだったらしく、ボタンタイプのスタイに変更したばかりの時は取れないことに怒っていましたが、すぐに取れないということを学習しておとなしく着用してくれるようになりました。
またパパママの反応を楽しんでいる場合は、スタイを取ってしまっても過剰に反応せず、静かにそっと着け直すということを繰り返すのも有効です。
パパママの反応が薄いのですぐに飽きて、やめてくれるかもしれません。
パパママもスタイを着けてみましょう
自分だけスタイを着けるのが嫌という赤ちゃんには、パパママが着用した姿を見せてみるというのもひとつの方法。
大人の真似をして喜んでつけるようになるかもしれません。
そんなの本当に効果あるの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、意外に効くと評判の方法です。
特に新しい製品を購入する必要もなくお手持ちのスタイで試せるので、お悩みの方は一度試してみてはいかがでしょうか。
番外:お食事エプロンをつけないのはアリ?
基本的にはおススメはしませんが、どう工夫してもエプロンもスタイもつけてくれない場合は、もうどうしようもないですよね。着けずにお食事をするしかありません。
そのような場合には、汚れてもいい服を着せるとか、汚れたらすぐに着替えさせて洗濯するといった対応で乗り切りましょう。
育児の状況は日々変わるので、今エプロンを着けてくれないからと言ってこの先もずっと着けないとは限りません。
いずれまた着けてくれる時期がやってくるだろうと、気楽に構えてみてくださいね。
まとめ
お食事エプロン嫌いの原因と対策をご紹介しました。
原因 対策
- 長袖エプロンが暑い ⇒ スタイや半袖エプロンを使用しましょう
- サイズが合っていない ⇒ サイズの合ったものを選びましょう
- 感触・素材が嫌い ⇒ 赤ちゃんが嫌がらない感触のものを
- 取るのが楽しい ⇒ 取るのが楽しい赤ちゃんには取れないタイプを
- 自分だけ着けるのがイヤ ⇒ パパママもスタイを着けてみましょう
原因が分かれば、対策はとてもシンプルですね。
原因が分からない、どんな対策をしても着けてくれないという場合もあるでしょうが、
いろいろ試しても無理な場合は諦めて、汚れてもいい服を着せるとか、汚れたらすぐに着替えさせて洗濯するといった対応で乗り切るといった手段もありますよ。
たとえ我が子であっても思い通りに行動してもらうのは難しいと思うので、
いろいろと工夫をしつつも程々に、ツラくない離乳食生活を送ってくださいね。
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