【BLW】離乳食を食べない場合は?対策は?

進め方
この記事は約5分で読めます。

こんにちは。

子どもがごはんを食べてくれないと心配になりますよね。

食べたくない時は無理に食べさせなくてもいいとか、お腹がすいたらいずれは食べるとか、味付けや調理の仕方を工夫してみましょうとか、ちょっとググるといろんな対策があふれていますが、

今回の記事ではBLWから見た食べない問題にフォーカスして解説していきます。

もしよろしければお付き合いください。

【BLW】離乳食を食べない場合は?対策は?

BLWでよくあるお悩みのひとつが食べない問題。本当に全然食べてくれないと嘆いたり心配に感じているパパママは多いです。

今回はこの食べない問題に関してのBLW的考え方をご紹介します。

では早速本題に入ります。

子どもが離乳食を食べない場合のBLWからのアドバイスは3つです。

  • 食べなくてもいい。栄養は母乳・ミルクから摂取すると割り切りましょう。

  • 毎食きっちり食べなくてもいい。食事量は1週間単位で考えて。

  • これなら食べるというものをあげてもOK!ただしいろんな食材をあげることをやめないで。

先にネタバレしてしまうと、赤ちゃん主導がテーマのBLWなので、食べない時にどうにか食べさせる方法というよりは食べない時の考え方や心構えが中心となっています。

では詳細を解説していきます、

食べなくてもいい。栄養は母乳・ミルクから摂取すると割り切りましょう。

まずは、正直これさえできていれば食べない問題で悩むことはないと言えるほど大事な、BLWの大前提をおさらいしましょう。

BLWは赤ちゃん主導の離乳食なので、食べない時は食べなくてもよいと考えています。

特に1歳までは母乳やミルクが何よりも重要な栄養源ですので、離乳省を食べないからといって栄養面では心配する必要はありません。

栄養は母乳やミルクからとると割り切ってしまいましょう。

超ざっくりと離乳食と母乳・ミルクの摂取の目安をお伝えすると、BLWを開始して数ヵ月は離乳食をほとんど食べない赤ちゃんも珍しくありません。

9ヵ月頃にようやく離乳食を食べる量が増えてきて母乳・ミルクの摂取量がすこーし減ってきたかなと感じ始めるパパママが比較的多いのですが、個人差がとても大きいので、離乳食を全然食べなくても母乳・ミルクをしっかり飲んでいるのであれば全く問題ありません。食べなくても思い悩まないでください。

大事なのは赤ちゃんを信じて、赤ちゃんのペースで進めていくことです。

食べなくてもいいと思えること、栄養は母乳・ミルクから摂ると割り切ることはBLWを行う上でなかなか難しい点ではあるのですが、

結局のところ離乳食であれミルクであれ、赤ちゃんが食べたくない場合、無理やり食べさせることはできませんよね。(※スプーンで食べ物を口に詰め込むのは絶対にNGです。食べたくなければ吐き出すでしょうし、その食べ物、あるいは食事自体を嫌いになってしまうだけです。)

とすれば、食べないとあれこれ思い悩むよりも、赤ちゃんのリードに従ってみてはいかがでしょうか。

食事量は1週間単位で考えましょう。

毎日毎食一定量を食べるという幻想は捨てて、食事量は数日あるいは1週間単位で考えてみてください。

赤ちゃんの食欲にはかなりムラがあり、ほとんど食べない数日の後、突然目に入るものをすべて食べだすほど食欲旺盛になる赤ちゃんもいます。

歯が生えかけている、体調が悪い、環境の変化で繊細になっているなどで、食が進まないこともよくある事です。

考えてみればこれは当たり前のことかもしれません。

いっぱい動いてお腹が空く日もあれば、なんだか今日は食欲がないという日もありますよね。

大人は食事時間が来れば空腹でなくても食べるという生活習慣が身についていますが、赤ちゃんは本能に正直です。意図的に自分を飢えさせているわけではないので、体が必要としていれば食べることでしょう。

1食や1日食べなかったからと言ってどうってことありません。1週間単位で程よく食べていれば十分と考えましょう。

いろんな食べ物をあげてみることをやめないで!

いくら栄養は母乳やミルクから摂れると言われても、1食くらい食べなくても大丈夫と言われても、離乳食を食べないことが心配でたまらない!という方は、これなら確実に食べるというものを用意してあげましょう。

本来BLWはすり潰したり赤ちゃんのために別にご飯を用意しなくていい楽ちん離乳食ですが、BLWのやり方にこだわり過ぎて辛くなってしまうのは本末転倒ですし、パパママの精神的安定は育児においてとても大切です。

ただし、確実に食べるものをあげつつも合わせていろんな食材をオファーするBLWの基本を忘れないようにしましょう。

今食べなくてもいつまでも食べないとはかぎりませんし、逆もまた然り。どうせ食べないだろうと推量してあげなければ、もし食べる気になった時に食べることはできません。

バラエティー豊かな食卓がBLWのエッセンスですし、人生のスパイスでもありますよ。

まとめ

今回は、BLWベビーが離乳食を食べない時の考え方や対策を3つご紹介しました。

  • 食べなくてもいい。1歳までは栄養は母乳・ミルクから摂取すると割り切りましょう。 
  • 毎食一定量を食べるという幻想は捨てましょう。食事量は1週間単位で考えて。 
  • これなら食べるというものをあげてもOK!ただしいろんな食材をあげることをやめないで。

まとめると、いろんな食材をオファーしたうえで何を食べるかあるいは食べないかは赤ちゃんに任せましょう、というBLWの基本を再確認したようなアドバイスになりました(汗)。

食べなくてもいいと言われてもそういうわけにもいかない、という声が聞こえてきそうです。。

その気持ちもとてもよくわかりますが、結局のところ、赤ちゃんが食べたくない場合、無理やり食べさせることはできないという意見には一理あると感じました。

とすれば、食べないとやはり心配にはなりますが、いきなり全面的には無理でも少しずつでいいので赤ちゃん主導を信じてみてはいかがでしょうか。

コメント