【BLW】赤ちゃんのペースで離乳食を進めるべき3つの理由

考え方
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こんにちは。赤ちゃん主導の離乳食BLW(ベビーレッドウィーニング)について紹介しています。

BLWにはいわゆる段階的に進めていくスケジュールは存在しません。離乳食開始後からいきなり1日3回、固形物のつかみ食べから始めていきます。

月齢毎の離乳食の目安量や授乳回数のスケジュールもなく、各赤ちゃんに合ったペースで進めていきます。

今回は、なぜBLWにはスケジュールが存在しないのか、その理由を解説します。

赤ちゃんのペースで離乳食を進めるべき3つの理由

離乳食が進むにつれいろいろな食べ物を上手に食べられるようになり、赤ちゃんの成長が感じられますね。

しかし、多くのパパママが離乳食が思ったほど順調に進まないと感じているのも事実。

でも、ちょっと考えてみてください。思ったほど、って何を基準にしていますか?従来の離乳食情報ではないでしょうか。離乳食のスケジュールに振り回されてはいませんか?

赤ちゃん主導の離乳食BLWでは、スケジュールは存在しません。赤ちゃんをスケジュールに合わせるのではなく、赤ちゃんのペースで離乳食を進めるべき3つの理由を解説していきます。

従来のスケジュールは非現実的?

まず当たり前のことを言いますが、赤ちゃんはみんな違います。

いきなりたくさん食べ始める赤ちゃんもいる一方で、食べ始めるまで何年もかかるように感じられるほどゆっくりな赤ちゃんもいます。進捗ペースはそれぞれ違うんです。

従来の離乳食で提案されるスケジュールは、親主導で進める場合の理想に基づいたもので、そこにそれぞれ異なる赤ちゃんを画一的に当てはめようとするのは非現実的です。

赤ちゃん主導のBLWでは、理想のパターンをたどるケースはほとんどありません。

例えば、9ヵ月頃には3回食を始めましょう、という従来の離乳食のアドバイス。

この月齢では、必ずしも1日3回食べることに熱心でない赤ちゃんも多いです。特に朝起きてすぐは、あまり食欲がなく、母乳やミルクを欲しがる子が多い傾向があります。

もちろん、朝から離乳食をパクパク食べる食欲旺盛な子もいます。 個人差がとても大きいんです。

そのため、”この月齢ではこうあるべき”というスケジュールと照らし合わせるのはおすすめしません。

急がせることは逆効果?

赤ちゃんと一緒に食卓を囲んで欲しがるだけ授乳もしていれば、自然と食事時間と空腹のタイミングが合い、よく食べるようになってきます。ただし、あくまでも赤ちゃんのペースで進めることが大前提です。

スケジュールがあると変に期待してしまったり、その通りに進まなくて心配したりイライラしたり、赤ちゃんを急かしたりしてしまうことはないでしょうか。

けれど、赤ちゃんを急がせて理想の成長の型にはめようとすることはナンセンスです。急がせても早く学ぶことはないですし、むしろ赤ちゃんもパパママも双方ストレスに感じて逆効果です。

それよりも赤ちゃん主導を続けて食事時間を楽しいものにしておくことのほうがずっと大切です。

離乳食は行きつ戻りつ。停滞期もあり。

7~9ヵ月くらいの間、離乳食が全く進まなくなってしまうように感じる時期があるのもよくあることです。

赤ちゃんがご機嫌で、授乳は継続しつつ、量は食べずとも食事を一緒にとっていればおそらく心配することはないでしょう。

通常こういった時期はあまり長くは続きませんし、突然食欲旺盛になって終わることが多いです。

離乳食に限らず、新しいスキルを学ぶ時はこういうことがよく起こります。順調に上達していると思ったらしばらく停滞期を迎え、突然また上達したり。

BLWではそれを知っているので、画一的なスケジュールを採用することはしません。

赤ちゃんのペースでのBLWの進め方って?

赤ちゃんのペースと言われても分からない…、スケジュールが存在しないとむしろ進め方がわからなくて困る、という方もいるのではないでしょうか。

特に、人と足並みを揃えることがよしとされる日本の文化では受け入れがたいかもしれませんね。

でも、そもそもスケジュール通りに進めようとしてもその通りにいかないのが現実。スケジュールがあればあったで不安になってしまうでしょう。

だったらいっそ思い切ってスケジュールを取っ払ってみませんか、ということを提案したいです。

離乳食がスケジュール通り進まなくて悩んだというパパママは多いですが、

『一生食べないんじゃないかとまで真剣に思いつめたけれど、今になってみれば嘘のようによく食べる』、『スケジュールにこだわり過ぎた。もっと柔軟に考えればよかった』といった声もよく聞かれます。

あなたの周りに、離乳食しか食べられないなんて大人はいませんよね。いつまでも食べないことはあり得ません。

ベストなアプローチは、やはり基本の赤ちゃん主導。スケジュールにはこだわらず、赤ちゃんの食欲とペースに任せましょう。

まとめ

BLWにスケジュールが存在しない理由は3つ。

  • 画一的な離乳食のスケジュールは非現実的
  • スケジュールに合わせようとして急がせることは逆効果
  • 離乳食は行きつ戻りつ。停滞期もあり。

スケジュールが存在しないと不安に感じる方もいるかもしれませんが、そもそもスケジュール通りに進めようとしたところでそのとおりにいかないのが現実。

育児はマニュアル通りにいくものではありませんし、柔軟に対応しましょう。

離乳食は赤ちゃんのペースで進めていけば大丈夫。

スケジュールに振り回されないBLW、始めてみませんか?

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