こんにちは。
BLWには様々なメリットがありますが、その中でも手先の器用さに食事のスキル、自主性や自尊心など食事を通して学べることが多いというのは嬉しいポイントの1つではないでしょうか。
そしてせっかくならば効率的に学べたほうがいいですよね。
ということで今回は、BLWのメリットの中でも特に”学び”を最大化するためのヒントをご紹介します。
BLWのメリット・デメリットの詳細が気になる方は過去の記事をご覧ください。
BLWによる学びを最大化するためのヒント5選
赤ちゃんにとっては、すべてが学びです。
生きているだけですべての経験が学びなので焦ったり詰め込んだりする必要は全くありません(というかむしろ逆効果)。
そもそも食事を通していろいろなことを学べるBLWですが、せっかくならばさらに赤ちゃんの学習意欲を高めてよりよく学べるやり方を知っておきたいと思いませんか?
特に準備するものなどもありませんし、本当に知っているか知っていないかだけ、心がけ次第ですぐに実践できるヒントばかりを集めましたので、興味のある方はご覧ください。
食事=学びの時間と考えて。3回食から始めてOK!
初期段階のBLWでは、食事の時間は食べるための時間というよりも遊びや学びの時間です。
そのため、1回食や2回食、3回食など特定のタイムスケジュールにこだわる必要はありません。いきなり3回食から始めてしまっても大丈夫ですよ。
シンプルに食事の機会が多ければ多いほど上達も早いので、可能であればむしろ3回食から始めることが望ましいです。
一緒に食べましょう
赤ちゃんと一緒に食べることはとても大切。真似をすることによって学ぶことは多いからです。
毎食家族みんなでそろって食べることは難しくても、少なくとも誰かと一緒に食べられるようにアレンジしましょう。
従来の離乳食のように、食べているのは赤ちゃん一人という状況は全く好ましくありません。家族の真似ができませんし、一人で食べる食事はみんなで食べるほど楽しくないことでしょう。
可能であれば、家族みんなで一緒に食卓を囲むことが理想的です。どのように食べるかという点だけではなく、食事中の会話や食事の取り分け方、テーブルマナーなど食事に関するすべてを総合的に学べるからです。
できる限り一緒に食べる機会を作りましょう。
助け過ぎない
BLWを取り入れていても、どうしても手助けし過ぎてしまうパパママは多いです。
確かにBLWは従来の離乳食に比べてある意味スパルタ。ちょっとぐらい手伝ってあげたくなる気持ちはとてもよく分かります。
パパママにとっては手伝ったほうが簡単ですし、お食事も早くキレイに終わることでしょう。
でも手助けは実は逆効果で、集中している赤ちゃんの邪魔をしたり、あるいは自分でやりたいという意欲に水を差している結果になっているかもしれません。
赤ちゃん主導はBLWの大原則。必要以上の手助けはしないように心がけておきましょう。
手伝ってほしいと思っている時は、何らかの方法で分かりやすく明確に伝えてくることでしょう。
ヘルプがくるまでは、助けたい気持ちをぐっと抑えて見守るのがよいでしょう。
たっぷり時間を与える&急かさない
タイムリミットを気にしつつ何かをしても、気が焦るばかりで身に付かないという経験はありませんか?
人間はゆったりとリラックスしている時ほど学習効率が高まるそうです。これは赤ちゃんも同じこと。
つまり学ぶのには時間が必要ということです。
そのため、たっぷりと時間を与えることと急かさないことはとても大事。
離乳食を始めたばかりの頃は食事に50分かかるなんてこともざらにありますが、新しいスキルを何度も何度も練習するためにシンプルに時間が必要なんです。
また、しっかりと噛んでゆっくり食べると消化にもいいですし、満腹感を認識しやすいというメリットもあります。
もちろんパパママも忙しいでしょうし、毎食たっぷりと時間を与えることは現実的には難しいかもしれませんが、時間に余裕のある時だけでもゆっくりと食事時間がとれるように心がけてみてください。
しっかりと学ぶ時間を与えれば与えるほど食事スキルも早く上達するし自信も育まれるので、後が楽になりますよ。
プレッシャーを与えない
基本的には見て見て!と注目を集めるのが大好きな赤ちゃんですが、中にはパパママからじーっとみられていると気になってあまり食事が進まないシャイな子もいます。
そんな時は実はしっかりと見守りつつも、あまり見ていないふりをする作戦が効果的かもしれません。
シャイな赤ちゃんもプレッシャーを感じず、リラックスしてお食事を楽しめることでしょう。
食べなさい、という無言の圧力にも気を付けましょう。
完食した時に過剰に褒めたり、食べない時にイライラした態度を見せるのもよくありません。
食事は強制されたりパパママが喜ぶから食べるものではなく、自主的な活動であるべきだとBLWでは考えています。
プレッシャーを与えることは逆効果になることが多いので、ニュートラルに見守る姿勢を心がけましょう。
まとめ
食事を通して学べることが多いというのもBLWのメリットのひとつ。
今回はせっかくならば、その“学び”を最大化するためのヒントを5つご紹介しました。
- 食事=学びの時間と考えて。3回食から始めてOK!
- 真似から学べることはたくさん!できるだけ一緒に食べましょう。
- 助け過ぎないこと。赤ちゃんの、自分でやりたい!という気持ちを尊重して。
- たっぷり時間を与える&急かさない
- プレッシャーを与えない
上記は具体的な行動のヒントですが、まとめると、学ぶ機会(=食事の機会)と時間をたっぷり与えつつ、赤ちゃんの自主性に任せて優しく見守ることが大事なようです。
自主的に行動するとやる気も出るし効率的に学べるのは、誰しも経験があるところではないでしょうか。
現実的にはすべてを赤ちゃん主導で行うことは難しいかもしれませんが、できるところから取り入れていきたいですね。
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